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腸・肝臓系の疾患

加齢とともに消化管の運動機能が低下し、さまざまな症状が出てきます。高齢者で多い疾患としては、食道がんがあります。食道がんは、位置的に血管やリンパ管が周辺に多数あり、転移しやすく他の消化管のがんに比べ死亡率の高いがんです。

 

男性に多く、女性と比べ3~6倍の発症率です。60歳代をピークに発症し、喫煙や飲酒をよくする方に危険があります。初期の自覚症状が少ないため、定期的な検診が重要です。ごく初期の食道がんの場合は内視鏡による手術で摘出できることもあります。治療には手術か放射線がありますが、どちらを選ぶかはケースバイケースです。

 

最近では、胃がんが減少傾向にありますが、高齢者の胃がんは依然として多いようです。

 

高齢者の胃がんは高分化腺がんと呼ばれ、胃の出口に発生するものが多くみられます。発症は男性に多く、進行は遅いです。胃の粘膜のみの初期の胃がんの場合は、内視鏡による局部切除術が第一選択の治療となっています。

 

また、進行した胃がんの手術の場合には、がん転移の起こりやすいリンパ節を広範囲に切除しますが、高齢者の場合は、体力の消耗と術後の早期の回復のため、できるだけ少ない切除範囲とする事が求められます。

 

高齢者に多いがんとしては、大腸がんもあります。大腸は、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸と続いていますが、大腸がんのおきやすい場所は、直腸、S状結腸、上行結腸の順となっています。発生の年齢では、60歳代が最も多く、50歳代、70歳代の順となっています。

 

肝臓は、自己回復力が強い臓器ですが、慢性肝炎から肝硬変、肝がんへと変化していくことがあります。そういう意味では、長年時間が経過している高齢者にはリスクのある疾患といえます。

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