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高齢者の疾患に特徴的なのは、一つの臓器の機能障害だけではとどまらず、いくつもの臓器に及ぶ障害があることが多いことです。年とともに、体のいろいろなところが衰えてきているため、いくつもの病気をかかえることが多くなってきます。

 

そのため、一つの症状だけにとらわれず、体全体を見渡した上での診療が必要となります。体の治癒力も弱くなってきていて、直りにくくもなっています。完治しない慢性疾患が多いのも特徴のひとつです。

 

また、同じ疾病でも、若い方と違った症状をあらわす場合があることです。特に、75歳以上の高齢者の場合、前兆的な症状がない中で、突然重い症状となることがあるので注意が必要です。

 

認知症や転倒、失禁など若い方にはほとんど見られない症状があるのも高齢者の特徴です。その他、いくつもの病気の治療のために、多くの種類の薬を処方されている場合が多く、服用した薬同士の作用のために、思わぬ副作用があらわれる可能性が大きいことも考慮する必要があります。

 

現在、服用中の薬をリストアップして、薬同士の適合や量などの検討が必要です。

 

同じ病気でも、一人一人の体力や症状の重さなどの個人差が、若い方と比べて大きいことも高齢者の疾病の特徴です。また、今まで生きてきた人生観や、今後の状況なども人によってさまざまなため、それぞれにあった対応が必要となります。

 

一般的には加齢とともに体力が衰え、体の各所に不具合が生じやすくなってきますので、負担にならない程度の軽度の運動などを日々取り入れる生活を心がけてください。また、クイズやゲームなどの頭の体操も合わせて行うことをおすすめします。

 

あと、高齢者の方に多いのが膝の痛みを訴える人が多いかと思います。長い間使ってきた膝ですし、体重がチョット重たい方は特にひざに負担がかかります。